ebatomの画像掲示板
パスワードはebatomです。
名前
題名

内容
画像
修正キー (英数8文字以内)
パスワード
 「心に留めた風景」32 ebatom  2020年12月19日(土) 10:10
修正
「心に留めた風景」32

「近未来の光景」

僕は中学1年頃から近視になり、眼鏡着用を余儀なくされた。
当時はまだ大人でもメガネを掛けている人が少ない時代なのに、
自分だけが視力が退化したように思えて、嫌悪感や劣等感に苛まれた。
レンズ補助器具で矯正しなければならない自分の眼球を呪ったものだ。

画像は2000年代に都内で撮影されたスナップだが、
異様な容姿に違和感を覚えてカメラを向けたのを覚えている。
恐らく花粉アレルギー対策のための予防的処置なのだろう。
今日、街を歩く人々は顔を覆うマスク姿が常態化していて、
もはや誰も関心を向けないだろう。
また数年後には常態化した眼鏡の興隆と同様に、
近未来映画や漫画が指し示すがごとく、
花粉症や大気汚染、細菌感染などの予防対策で、
鼻や口を覆うガスマスクのような装置を着用した人々の姿が、
日常的光景になる時代がやってくるのかも知れない。
それがいよいよ現実味を帯びてきた今日この頃だ。

  ebatom  2020年12月19日(土) 10:11 修正
01

 お早うございます nori  2020年12月19日(土) 11:48 修正
僕は小学4年の時に眼鏡を掛け始めました。
母が言うには、幼稚園の視力検査で(当時は蝶ややトンボの絵でしたが)
蝶をトンボと言ったり、トンボを蝶と言ったりしていたとのこと。
知恵遅れの子だと思っていたそうです。
たぶんその頃から近視があったのでしょう。

東京に赴任している友人が先日、松山に帰ってましたが、
コロナ禍で会わずじまいでした。
落ち着きましたら、僕も東京に行く機会も有るでしょうから、
根津のすみれで一杯やりましょう、と電話で話しています。
ちなみに、友人は風力発電の方で、原子力ではないです。
すみれにも行ってくれているようでした(笑)。

  ebatom  2020年12月19日(土) 20:25 修正
nori様、今晩は。
レスを有り難うございます。
フェイスブックですみれの松井育美さんが
母が亡くなったことを報告しています。
12月7日だそうです。
夏頃から入院されていたようです。
親子で頑張っていたのに、残念ですね。
お店は続けるようです。

  nori  2020年12月20日(日) 19:20 修正
こんばんは。
ブログの方でお母様が入院されたこと、
お店をお休みしていることは知っておりましたが
YAKKOさんもお寂しくなりましたね。
お店を再開される頃には、コロナ禍も落ち着いているかも知れません。
その頃を見計らって、上京を考えてみますね。

  ebatom  2020年12月27日(日) 9:38 修正
nori様:来年は一度お目に掛かりたく存じます。
気軽に外出できる環境が来ると良いのですが・・・

 「心に留めた風景」31 ebatom  2020年12月13日(日) 12:28
修正
「心に留めた風景」31

「静止画と動画」

よくね、こんな厚かましいことを平気で言う仕事の依頼者がいて困る。。
撮影取材が終了しつつある現場で
「あっ、ついでに動画でも抑えておいて。」
なんて急に思いついたように頼んでくる輩がいる。
僕はスチル・カメラマンだよ、
動画撮影の手順くらい知ってはいるけど、撮りたくない。
たまたま一眼レフカメラに動画機能が付属されているけど、
その仕様はスチル画像とは全然異なる時間の概念だ。
時を止めてビジュアル化して見せる静止画と、
時間の経過を再現する動画とでは、全然意味あいが異なる。
スチル・カメラマンとビデオ・カメラマンの違いは、
グラフィック・デザイナーとファッション・デザイナーほど違うことを
なかなか理解してもらえない。
撮影を終えたら、急に「お腹減ったぁ〜、エバトさんピザ買ってきてー!」
なんていう担当者はいないでしょ?それと同じことだよ。
出来ませんてば!(怒)

  ebatom  2020年12月13日(日) 12:28 修正
01

 「心に留めた風景」30 ebatom  2020年12月5日(土) 21:10
修正
「心に留めた風景」30

「料理撮影」

よくね、料理カメラマンは
「高級なお店の美味しいグルメが味わえて羨ましい。」なんて言われる。
それは確かに事実なんだけど・・・

以前、料理雑誌に携わっていた関係で、
一流料亭や、3つ星級レストランに取材に趣き、
ついでに高価な料理など頂戴する機会は少なくない。
しかし、最上のフルコースなど戴いても、
美味しく感じたことは一度もない。
ただ急いで喉に流し込むだけ、砂を噛んでいる状態なのだ。
何故ならそれは食物としてではなく、
撮影セットの中に置かれた“撮影用小物”と捉えているからだ。
カメラマンが口にするのは大抵撮影終了後の賞味時間が過ぎた品。
スープやお椀は既に冷めているし、冷やしたものは溶けだしている。
さらに、あちこちいじり回している。

僕はやっぱ、自宅で古女房の顔なんか眺めながら、
冷蔵庫の隅の残り物なんかをつつくのが一番幸せだ。

いじり回して食べられなくしてしまった「鰯寿司」。

  ebatom  2020年12月5日(土) 21:11 修正
01

 「心に留めた風景」29 ebatom  2020年11月28日(土) 12:29
修正
「心に留めた風景」29

「踊り子」

よくね、若いカメラマンなんかがね、
役者や踊り子やスポーツ選手などの取材時に、
「彼らの日常の素顔や真実の姿を知りたい」なんてのたまって、
楽屋裏やロッカー・ルームに押しかけたりするでしょ。
そして化粧を落とした素顔や、
抜け殻みたいに疲れた選手を撮って我が意を得たり、みたいな顔をしている。
しかし、それでヒューマニズムでも語るつもりか?それは勘違い。
役者は舞台で、スポーツ選手はフィールドで対峙しなければ何の意味も持たない。
彼らがハレの舞台に登場するには何か月も稽古、練習をして、
体調管理して、万全の体制で挑んでいるんだ。
大勢の観客に楽しんで貰えるように、
舞台やステージやグラウンドに命がけで立っているんだよ。
それを休憩時間に盗み撮りするなんて失礼極まりない。
そんなことしても、煙草をくわえた普通のおじちゃんやおばちゃんが写るだけ。
何も見えてこない。もっと彼らの芸や技を尊重しなくちゃ。
モノを伝える表現者として対等に勝負しなくちゃ。
「カンボジア、アプサラス・ダンサー」

  ebatom  2020年11月28日(土) 12:29 修正
01

 「心に留めた風景」28 ebatom  2020年11月15日(日) 22:48
修正
「心に留めた風景」28

「運命の出会い」

まだ十代だろうか、
今日この日は、彼女達にとって
自らの一生を決める最も重要な日になるに違いない。
伴侶探しの2日間のお祭り、中国貴州省ミャオ族の「姉妹飯節」だ。
近隣の村々から1年に1度だけ独身の男達がやってきて、
適齢期の女の子達を品定めする。
彼女達は一様に期待と不安を胸に秘め、
山から下りてくる、いつ、どこの、誰か分からない男達を
完全正装して待ち受ける。
一度も会ったことがない相手と結婚するのだから、
今日は真剣そのものだ。
その心境はいかばかりか・・・

  ebatom  2020年11月15日(日) 22:49 修正
01

1 2 3 4 5 6 7 8  全 100件 [管理]
CGI-design