オリンパス:35SPのレストア

 

  • ただただシャープに写るだけではない。絞りを開けると柔らかい描写になるのでできるだけF5.6以下で使いたいカメラ。
  • 順光では現代の高級コンパクトも真っ青の描写をするが逆光ではゴーストが出やすい。
  • ついでにレンズの解像度テストをしてみた。

2001年3月17日

  • 久しぶりにジャンクではないカメラを買ってしまった。
  • ファインダーの汚れ、二重像のずれがあるので掃除をかねて軍艦部を開けてみた。
  • 巻き上げレバーを巻き戻しレバーをはずし、それぞれの根本にあるネジをカニ目を使ってはずせば軍艦を開くことができる。
  • ISOの設定ダイアルやホットシューははずす必要がない。
  • プログラムオートとマニュアル、いずれもOKですが、オートの場合はシャッタースピードと絞りを両方Aの位置にセットする必要がある。
  • G.Zuiko 1:1.7、力の入ったレンズである。
  • 軍艦内部の構造。
  • 真ん中の後ろ側に小さなプリント基板があって、平面・スポット測光用のCdsの感度を調整している。
  • 真ん中のくぼみの中にあるネジが二重像の調整用ネジ。
  • このネジは軍艦を開けなくてもホットシューのカバーをはずせば調整することができる。
  • ISOの調整部。Cdsの前にペンEEの絞りと全く同じ構造の絞りがあり開口部の面積を調整している。
  • 今回はジャンクなカメラでないので、これ以上分解はしなかった。