ミノルタ:オートコードCdsのレストア

1965年発売の Autocord CDS Model Iだと思う。 シャッターはCitizen MVL, 1-1/500。

2004年4月22日

 

Cds式露出計を内蔵した初代機。絞りがひっかるようになったために分解する。

構造は古いオートコードとほぼ同様。
矢印の部品(ストロボとフラッシュバルブの切り替えノブ)がねじ込みになっているのではずす必要がある。

Citizen MVLシャッター。ミノルタA3と同じシャッターである。特に問題はなかったが少量の注油を行った。シャッターの拡大図はここ

絞りは油が回ってくっついていた。もう少しで絞りのピンが飛んでしまう状態で危機一髪。ベンジンで洗浄して事なきを得る。

露出計の振れがおかしいのではずしてみる。非常に単純な露出計でシャッター・絞りとはまったく連動していない。

Cds一個、抵抗二個のシンプルな露出計。ミラーで光軸を直角に振っている。接点のクリーニングで多少改善した。どうもCdsが劣化しているようである。後日、新品に交換予定。

拡大図はここ