東京芝浦電気(TOSHIBA)「かなりやQ」


 

  • かなりやQ、このラジオは私の婆様が裁縫をするときにずっと鳴らしていたものである。
  • 不動品だったものを15-6年前にレストアして、時々使っていた。
  • 久しぶりに使おうとしたらチューニングダイアルが空回りしたので、分解してみた。

 

オリジナルのつまみは紛失してしまったので、秋葉原を徘徊して似たようなものを見つけた。いまどき、この手のつまみを探すのは難しい。
MT管を使ったトランスレスラジオ。電源コンセントを刺したままシャーシを触ると、半分の確立で感電するw
底のネジを4本はずし、周波数目盛りに引っかかっている糸をはずすと、シャーシが後ろ側に抜ける。糸がはずれているのがわかる。
このようにかけ直すとOKなのだが、多少糸が伸びているので軸に糸をもう一回転させた。
当時のラジオは修理して長く使うのが当たり前だったので、裏蓋には糸の掛け方も図示してある。
以前に一部のオイルコンを交換してある。
今風のモールド抵抗になっているので、これも交換したのかもしれない。記憶にないけど。
真空管 は定番の12BE6-12BA6-12AV6-30A5-35W4。
むかしのラジオには必ず回路図がついていたんだよね。