リコー:キャディのレストア

1961年発売のハーフカメラ。前玉回転式の目測カメラでセイコー社の#000/561( B・1/4 - 1/250)シャッター搭載。非連動露出計のEV値に合わせる仕掛けだがEVシャッターではない。

2004年2月25日

 

  • ファインダー曇りと巻き上げが重いぐらいで軽症患者。あちこちのビスが欠品で分解の趾がある。
  • 巻き戻しノブは軽く回すと飛び出すちょっとトリッキーな仕掛け。
  • トップカバーの裏にはファインダーと露出計ブロックが取り付けられている。
  • 右のダイアルでISO感度を切り替える。
  • セレン式の非連動露出計である。
  • すごくしっかり作られたファインダー。
  • 総金属・ガラス作りである。
  • ブライトフレームを出すだけの仕掛けなのであるが。
  • なぜかリコーのロゴが反対に接着されていた。
  • 全部分解して組みなおす。
  • 大きな巻上げダイアル。
  • 金属からの削り出しで作られている。
  • 激しいホコリ。
  • ブロアで吹き飛ばして注油を行なった。
  • レンズブロックは後ろからマイナスネジ4本で固定されている。
  • 後群をはずしてクリーニング。
  • テッサータイプのレンズである。

リコー25mm F2.8 3群4枚(設計理研光学、製造富岡光学)。