プリンス D-II 作例

ニコン クールスキャン8000EDで2000dpiでスキャン。露出がバラバラなので少しだけ補正、アンシャープマスクはかけていない。

このカメラは非常に内面反射が大きいので、植毛紙を貼ると描写が劇的に改善されるのである。(A)は内面反射対策後。妙なフードをつけたためけられているが、周辺光量落ちはない。

  • (A)フジISO100ネガ((2001年12月2日撮影;すべてF11, 1/50sec)
  • (B)フジISO100ネガ (2001年11月22日撮影)
  • (C)ネオパン100アクロス (2001年11月16日撮影)

(A)

フードでけられてる。発色は素直である。

結構シャープなのである。

『拡大図』

上の写真のアップ。見よ、このシャープネス。

真ん中にいるのはカメなのである。

『拡大図』

ジャングルに挑むカメ。

フレアはあるが、缶に「メロンクリームソーダ」と印刷されているのが読みとれる。

『拡大図』

ウソだと思ったらこれを見て欲しい。

半逆光。レンズ自体のフレアである。
周辺は大きく歪むのがわかる。

(B)

前回の教訓からF11で撮影したが、これでもオーバーなのである。

見よ、太陽を完全に背にするとこの描写。

これもマズマスか。
順光でも空が入るとダメみたい。露出は4段ぐらいオーバーなのである。

露出がバラバラなので補正に苦労する。

レンズの歪曲収差がよくわかる。

(C)

このモノクロは最初に撮ったヤツ。写っているだけで嬉しい。

遠景は弱い。

近くは予想外にシャープ。
露出オーバー。どうも1/50secぐらいのシャッタースピードらしい。
逆光になるとこのとおり。