カメラの分解・レストアのための道具

 

たかさき素人寫眞機修理工房の道具立て。

素人なりに試行錯誤して集めた道具類をご紹介します。

平成13年4月26日

 

精密ドライバー。

安物はダメ。100円ショップのドライバーではどうにもなりません。ネジを痛める原因となるので、出来るだけ良いものを買いましょう。

カニ目回しの代用品。

(上)はホームセンターで買ったTOP NN-100という製品。1000円ぐらいです。

(下)は100円ショップのラジオペンチ。先をヤスリで加工して使っています。フィルム室からカニ目をはずす場合には必需品です。

 

市販のカニ目回し(正式には違うらしい)。

ジャパン・ホビー・ツールの通販で買いました。大きい方は先端のチップが弱すぎて曲がってしまいました。

右の小さい方がおすすめです。

(上)ピンセット。

これも100円ショップのものはダメ。精度が低すぎて小さなベアリングやネジなんかとてもつかめません。

ピンバイス。

(下)小さな穴を開けたり、つぶれたネジをはずすのに使います。

 

1mlのシリンジとスピンドルオイル。

5-10%にベンジンで希釈して使います。オイルはカメラのキムラの通販で買いました。

左から、普通のミシン油・潤滑油。エチルエーテル・エチルアルコール。

レンズの掃除には、エーテル:アルコール=1:1のモノを使っています。

拡大鏡。プリント基板の配線に使うものですが、シャッターの調整などに便利かも?

トレイ。

カメラの部品は小さいので、飛んでしまうと探すのが難しい。トレイは必需品です。これは100円ショップでOK。

カー用品店で見つけた、つぶれたネジをはずす魔法の液体。使ったことはないけど、便利かも。

テスター・はんだごて。

自動露出のついたカメラの修理には必需品。

露出計。

セコニックの反射光式と入射光式。

内蔵露出計の校正に必要です。晴れた日にISO100でF8.0, 1/250secあたりになるように調整するだけでもOKですが。

カメラ修理道具セット。

メカニカルシャッターのクラカメのほとんどは簡単に修理できてしまいます。

そういうわけですぐにこういう状況になってしまい、亭主の家庭内の居場所が危うくなることは保証します。

こちらは防湿庫。

ニコン様・ライカ様・ローライフレックス様などはこちらでお休みになっていらっしゃいます。

そういえばこっちのカメラは最近使ってないなぁ(^^)