S.M.S.L -- USB DAC "SD-1955"


 

  • Analog Divices AD1955, Burr-Brown DIR9001 PCM2704と立派なチップを積んだUSB DAC。
  • 新品で8000円程度なのでポチってみた。

 

  • これがどうもすっきりしない。常用しているPhillipsのLHH-300(クロック改)とYulongのD-100には勝負にならない。
  • なんだか中音が薄いし艶がない。
  • ま、値段が値段だけにそんなもんだろうと思って放ってあった。
  • ネットで調べてみるとどうも電源アダプタがあれらしい。公称24Vなんだが、実測すると23V前後でふらふらしている。
  • 早速分解してトランスのAC出力を測定してみるとコレ、21.9V。
  • 24Vの安定化電源の入力としてはまずいんじゃないだろうか。
  • 電源アダプタを見てみると妙な所に「PASS」のシールを貼ってあることに気づく。
  • 剥がしてみるとコレ。入力電圧を部分を削ってある。これはきっと110Vと印刷されてたんだろうね。
  • シール貼るだけじゃなくて下も切り抜くなんて、SDK48-0021すごいぞ!
  • さっとあきらめてバラックで電源を組みなおす。
  • トランスはKenwoodのシステムコンポのメインアンプに使われていたもので24Vx2が取れる比較的大型のもの。
  • 出力のケミコンも3300μF50Vをパラっておいた。
  • 出力は半固定抵抗で調整可能だが、24Vに設定。
  • 多少の負荷をかけてもまったくふらつかない。
  • 電源トランスの交換だけで、安定した普通の音になった。
  • 内部も少しいじってみたい気になっている。
  • ポテンシャルとしては相当高いDACなのだが、お値段はすごく低いw
  • バラックもアレなので適当なケースに組み込む。
  • トランスは一回り小型のもの(ジャンクのテープデッキからはずしたもの)に交換。
  • こんな感じにまとまった。2012/12/23