ワルツ:WALZFLEX ⅡAのレストア

平成14年2月10日、高知の観光名所「日曜市」で発見した。9000円と高かったのであるが、日曜市で二眼レフを見たのは初めてだったのでなんとなくゲット。

2002年2月21日・3月2日改訂

 

 

このような状態で「日曜市」の骨董品屋にならんでいた。

撮影レンズ:コミナー 75mm F3.5(3群3枚) ビューレンズ: コミナー 75mm F3.5 (3群3枚)。どうやらモノコートのようである。

前板繰り出し部が固着していた。とりあえず、ピントグラスをはずす。フレネルレンズが使われていた。

ミラーの下部に繰り出しのシャフトが見えているので、ここからベンジン洗浄・注油を行ってもよいかもしれない。

外皮はパリパリのせんべい状態であったので、このようなあわれな姿になってしまった。
側板をあける。カウンタや勾玉カムにグリスが固着していたのでベンジンで洗浄し、グリスアップを行った。
向かって右側の側板の内部。こちらの勾玉カムも洗浄・グリスアップを行った。

あとはボロボロになった外皮を再生する。

これは100円ショップのバインダーである。現物合わせで型紙をおこし切り抜いてい行く。

どうでしょ、結構きれいでしょ。100円で二眼レフ二台分は十分にとれる。
完成。