|
- ジャンクで入手したPEN-EES2です。2100円でした。本当は500円くらいで発掘したいものです(^^)
- シャッターは完調ですが、絞りが固着して全く動きません。
|
|
- 固定焦点のPENと勘違いして、前玉を無理矢理回してしまいました。
- 当然ヘリコイドと連動するピンを破損しました(^^;
- 幸いにリングが真鍮製であったため、適当な真鍮の部材をはめ込み、半田付けすることで一命を取りとめました。
- ピントリングは小さなマイナスネジを回してはずす必要がありました。この時、無限遠の位置をメモしておきましょう。
|
|
- セレンをはずす必要はありません。
- ネジ3本で簡単にリング全体がはずせます。
|
|
- さらに、ネジを3本はずせば、シャッターが露出します。
- もし、シャッターが粘っていたら、この状態でベンジンを流すとよいでしょう。
|
|
|
|
- 絞りを露出した状態。
- 二枚羽根の合理的な設計?です。
|
|
- 絞りユニットを取り外します。小さなワッシャが入っているので紛失しないように気を付けてください。
- このように、絞りに油がまわっていました。
|
|
- ベンジン浴。
- あとは、十分に乾燥して組み上げるだけです。
|
|
- PEN-EESはたいへんシンプルなカメラですので、レストアの練習には絶好だと思います。
- シリーズでの共有部品も多いので、他の機種のレストアの勉強にもなります。
|
|
-
ペンのような前玉回転式のカメラはレンズをはずした位置をメモしておかないとやっかいなことになります。
-
このカメラはバルブがないので面倒ですが、ビハインドシャッターなのでなんとかなります。
-
ビュッカーさんに教えていただいた方法にならって解決しました。
-
厚手の紙をシャッターに軽く押しつけた状態でシャッターを切る。
-
シャッターの隙間に紙がうまくはさまったら、ピンセットでゆっくりと広げる。
-
そこに、澄明プラスチックのつっかえ棒をはさむ。
-
以上の手順でシャッターを開いた状態にします。
-
最初は曲がるのではないかとビビリましたが、やってみるとシャッターは結構丈夫でした。
|
|
- 透明アクリル板の片面を細かな耐水ペーパーでこすって作った簡易ピントグラスとルーペをこのように固定してピントを調整しました。
- このカメラはなんと一回転も無限遠の位置がずれていました(試写していなくてよかった(^^))。
|