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- ジャンク4点セットで2700円のPEN-EE。
- 赤ベロが出たまま固まっています。シャッター不動・巻き上げ不可。
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- 今まで修理したPEN-EES, PEN-EES2, TRIP35とほとんど同じ構造なのでいきなりシャッターユニットを取り外します。
- レンズ周り・軍艦をはずした後、フィルムボックス側にあるマイナスネジをはずすとユニットごと上に抜けます。この辺の構造はペンシリーズに共通です。
- 赤ベロを強制的に下に下げた写真。このあたりの機構の油ぎれです。
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- シャッターの裏側。セレンが生きているのはありがたいことです。
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- 巻き上げギア。すべての可動部に注油をしていきます。
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- 黄色矢印が露出計の針を噛むしかけ。この個体はここが上に上がったまま固着していたのです。ベンジン洗浄+注油で回復しました。
- アレンジ色の矢印はオートとストロボ用のシャッタースピード固定モードの切り替え部。
- このあたりがスムーズに動くように洗浄・注油を行います。
- ペンシリーズはとにかくシンプルなカメラなので、セレンさえ生きていればまず修理可能です。
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- シャッターの粘りがありますので、羽根の掃除をしましょう。
- まずファインダーをはずす必要があります。ネジは二本ですが一本はファインダーの中にあります。
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- シャッターの後ろ側にあるマイナスネジ3本をはずすと羽根に到達できます。ベンジン浴しましたが、汚れの主体は羽根ではなく、羽根を格納する二枚の円板でした。こういった場合は面倒でも羽根まで分解しないとダメですね。
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