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- かつてのベストセラー、オリンパスワイドII後期型です。D. Zuiko-W F.C. 1:3.5 f=3.5cmとあります。
- 向かって右の吊り金具の欠損(写真は修理後)、裏蓋の皮の欠損がジャンク寸前の理由です。
- レンズは拭きキズ少々、シャッターOK、ピントはずれています。
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- 開けてみました。なんとも簡素な構造です。距離計・パラックス補正はありません。それでも採光式のブライトフレームはあります。
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- 哀れな背中。
- この時代のオリンパスの外皮は経年変化でパリパリになっているものが多く、さわるだけでバラバラになります。
- 張り替えてあげましょう。
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- 吊り金具はオリンパスペンEE-2のジャンクから取りました。
- アルミダイキャストのフレームに電動ドリルで2.5mmの穴を開け、やすりで成形しM3のナットを埋め込みました。
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- 手持ちの合成皮革を張りました。模様が違うけど、ま、いいいかぁ。
- 写真を撮り忘れましたが、この個体はピントが大分ずれていたので調整をしました(無限遠が10mの位置になっていました)。
- 距離リングの3個の小さなネジをゆるめると、リングが抜けます。バルブにし、ピントグラスを使って調整しましょう。
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