オリンパス:初代ペンのレストア

キタムラのジャンク箱で発見した。初代ペンなのだけど、アイレットが両サイドにあるので、三光商事製ではなくオリンパス製。

2007年8月12日

 

  • いろいろ難ありの個体を1K台で仕入れた。
  • フィルムカウンタの逆ネジは破壊されていた。
  • この復旧は難しい。
  • 初代ペンのシャッターはコパル#000番(B、1/25 - 1/200)。簡易式のバリオシャッターである。
  • 裏から見ると羽根が飛んでいるのがわかる。
  • トップカバーをはずす。
  • 注意点はカウンタの逆ネジだけだけど、この個体はすでに・・・
  • フィルム巻上げノブも逆ネジなのは有名な事実。
  • フィルム室からネジを4本はずすとシャッターブロックがはずれる。
  • 距離リングをはずすと、レンズブロックがはずれる。
  • ペンSに比べると絞りの羽根が少ないようだ。
  • 分解してレンズを掃除するのは簡単だけど、絞りの羽根をバラバラにしないように注意。元に戻すのは面倒だよ。
  • ヘリコイドはこのように抜ける。
  • たいへんシンプルなシャッターである。
  • うしろから4本ネジをはずすと羽根までアプローチできる。
  • この個体はネジがゆるんで羽が飛んでしまっていた。
  • このシャッターはたいへんバネが多いのでどうかかっていたのかひかえておかないと面倒かもしれない。
  • このカムはバルブ用。
  • このバネかけかたを間違うとバルブが1/25secになってしまう。
  • ファインダブロックを取り外してクリーニングする。
  • D. Zuiko 1:3.5 f=2.8cm。
  • カウンタだけはドナーが見つからないと修理できない。