NR52(NH-N)水銀電池を使うカメラのための工夫

 

オリンパス35EC2や35EDはNR52という水銀電池を二個使用しますが、この電池は現在入手不能です。

アダプタを使う手もありますが、下手するとカメラより高いので、ここはお金のかからない方法でいきましょう。

平成13年4月29日

 

これはオリンパス35EDです。

カラになった水銀電池が入っていました。

素直に”関東カメラ”や”セレック”が発売している電池アダプタ使えばいいのですが結構高いのです。

かなり大きめの電池です。

NR52(HN-Nと同じものらしい)と表記されています。

この電池、完全に放電した状態での内部抵抗が80Ω程ですのでそのままスペーサーとして使え、関東のアダプタのように電圧調整付きになります。

 

この内部抵抗のため、若干電圧が低めになります。動作には問題ないのですが、バッテリーチェックが点灯しない場合があります。

このようにハンダでショートさせれば0Ωのスペーサーになります。

そのまま使ってもショートさせても、どっちでもOK。

左側はLR44を二個重ねて、その周りをテープで固定したもの。

これと、使用済みの水銀電池を入れればOKです。電圧の少々の差は気にしないように(^^)

使用済みの水銀電池がなければ、同じようなスペーサをアルミホイルやパチンコ玉で作りましょう。