新世光機:モンテ35A (Shinsei Optical Works:Monte35)のレストア

1953年に新世光機から発売された。なぜだかチェコスロヴァキアのエタレッタに似ている。

2004年7月7日

 

  • 沈胴式のレンズである。エタレッタにそっくりだが、シャッターはボディリリースになっている。
  • シャッターはOKK銘でB,1,1/2,1/5,1/10,1/25,1/50,1/100,1/250sec。
  • 上から見てもそっくりさん。
  • 中もそっくり。
  • Monte35のロゴはギザギザでいかにも町工場の手作り風。
  • Monte Anastigmat 1:3.5 F=50mm No.24414とある三枚玉。光の反射はややマゼンタっぽく見えるのでモノコーティングされているようである。
  • プロンター型のシャッターである。
  • シャッターが常に最高速で切れる状態。
  • ガバナとリンクしたカムが曲がっていたので修正した。加工精度はパッとしない。
  • 巻き上げ・巻き戻しノブは普通のねじ込み式。エタレッタとは違う。
  • フィルムカウンタ・自動巻き止めの仕掛けはエタレッタのコピーである。
  • 内部構造をみてもエタレッタを手本にしたことは間違いない。