千代田光学:Minoltacordのレストア

ミノルタフレックスの廉価版、1953年に発売されたミノルタコードである。

2007年7月11日

 

  • シャッターに完全に油が回った状態のジャンクを格安で入手した。
  • ビューレンズはView-Promar 1:3.2, f=75mm、テイクレンズはPromar S III 1:3.5、f=75mmとある。
  • オートコードのベースとなっただけに、前板のデザイン・繰り出しノブなどはそっくりである。
  • 前皮を破らないようにはがすのがコツ。
  • セルフコッキング機構がないため内部はきわめてシンプルである。
  • シチズンMXVシャッターだと思われる。
  • 整備は定石どおりであるが、このセルフタイマーは邪魔になるので取り去ってしまった。
  • 繰り出し機構はミノルタオートコードとまったく同じである。
  • 前板をはずしてみるとこうなっていた。
  • 前板の裏側。極めてシンプルであるが、工作精度は良い。
  • このプロマーなるレンズはどんな写りをするのだろうか。三枚玉のように思われる。
  • キヤノンデミやオリンパスペンSなどに使うために買ってあった34mmサイズのフードがピッタリだった。
  • なお、ピングラは普通のスリガラスでフレネルはない。