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- 電池が入っていて、それなりにシャッターが切れているようなので連れて帰った。
- 「ロモ蔵」のプリントはあるが、底部にモードラ接点がある。そこかあたりの部品を寄せ集めて作られた個体なのかもしれない。
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- 「ロモ」と呼ばれることが多いようだが、ロモは会社の名前で、カメラの型番はLC-Aである。
- いろいろといじってみると、カウンタが進まないことに気付いた。
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- デザインはコシナのCX-2のパクリだが、レンズバリアは別に回転するわけではない。
- とりあえずレンズバリア周辺のネジを4本はずす。
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- 構造的には往年の国産コンパクトと同じ。
- ネジは全部ゆるんでぐらぐらしていた。
- レンズはMinitar 1(32mm f/2.8)。
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- レンズバリアの裏。
- シンプルだがきちんと仕事をしてくれる。
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- やたらと半固定抵抗が多い。
- そういえばフレキが使われているね。
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- トップカバーを開放するためには、うしろのネジ二本と、このネジをはずす必要がある。
- プラのひ弱な部品なので取り扱い注意。
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- こっちにもネジがあるが、トップカバーとは無関係。
- レンズボードを固定しているネジである。
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- トップカバーの裏側。
- シャッターストロークは微調整できる。
- ほとんどが安っぽいプラ部品なのに、シャッターボタンの内部だけが頑丈な金属製。ロシア製品によく見られる理不尽なオーバースペックである(笑)
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- あらあら、ISOダイアルはただの丸穴を開けた円盤。
- 開口部の大きさで感度を設定するプリミティブな仕掛けである。
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- 比較的大きいCdsが一個。
- この下をのぞきこむとでっかいソレノイドがでーん。
- 分解は容易いが、ネジをはずすとネジ穴がバカになりそうなので必要最小限にしておこう。
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- 巻き上げの逆転防止のラチェットのバネがはずれていた。
- 「写ルンです」より弱そうな作りに唖然。ひ弱なプラギアばかりなので耐久性は期待できない。
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- カウンタ不良の原因は、このバネ。
- テンションが弱くなっていたので、手持ちのピアノ線で作成した。
- 全体がひ弱なプラ部品なのでネジ止めは慎重に行なう必要がある。
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- とてつもなく出来の悪いカメラで、日本製コンパクトカメラの足元にも及ばない。
- プラボディにセルフタッピングビスで部品が固定されている構造なので、何度も分解することは難しいだろう。
- http://www.lomography.jp/home/ なんてサイトがあるけど、LOMOはもはやロシアのカメラではなくなってしまったのだろうか?ありゃ、ダイアナも復刻されてるし!
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