興和光器:カロフレックスのレストア

ebayで$155.51で落札した(Mar-04 19:09:28 )。Prominar 1:3.5 f=75mmである。各部の構造はこちら。

2002年3月20日

3月26日改訂

 

 

あのコルゲンコーワのコーワが作った二眼レフなのである。

 

別に故障はないのでピントグラスの掃除を行う。
コンデンサレンズの片面が磨りガラスに加工されている。
裏から見ると普通の磨りガラス。

一本撮った所、カウンタが復帰しないことに気付く。ボディを手でたたくと戻るのであるが、それでは実用にはきびしい。

きれいなカロフレックスであったが泣く泣く開けることに。

まずカニ目をはずす。

もう一個カニ目をはずす。
ネジをはずす。
巻き上げクランクは三本のネジで固定されている。

ところが二重露光用と思われるノブのカニ目を回してもはずれない。どういう仕掛けなのかわからないが、たぶんナットの方がいっしょに回転しているのだろう。

やむなくすき間から洗浄・注油を行った。←非常に不本意ではあるがしょうがない。

側板はこのように5本のマイナスネジで固定されている。
100円ショップのバインダを切り抜いて外皮を作成。
やったことは洗浄・注油だけであるが、面倒なのである。