|
- シャッターはB, 1/25-1/100 絞りF8・16の二段階切替。ベークライトボディ・固定焦点・透視型ファインダーの非常にシンプルな二眼レフである。
- ミラーの劣化のためほとんどファインダーが見えないのとシャッターが切れたり切れなかったり。
- となりはソヴィエト製のコムソモーレット。
|
|
- レンズはたぶんFOKA2 Special 75mm F8。二枚玉のようである。もちろんコーティングはない。
- 鏡胴はシャッター蓋と一体化されているので回しても無駄。上側の赤矢印はシャッタースピード設定用。右側は絞りの二段階切り替え用。
|
|
- シャッターブロックの裏側。
- いわゆるエバレディーシャッターで俗に「ギロチンシャッター」といわれるもの。左上の突起との接触具合でシャッタースピードを調整しているようである。
|
|
- シャッターブロックの表側。二枚羽根になっているのはバルブのためだろうと思う。
- 全体に油が回っていたのでベンジンで洗浄し、「鍵穴のくすり」で仕上げた。
|
|
- フォクトレンダーのブリラントと全く同一の透視型ファインダ。コンデンサーレンズなので非常に明るい。
|
|
- ミラーは珍しく長方形。普通の裏面鏡がついていた。これがオリジナルかどうかは不明。
- 劣化が激しくほとんど見えなかったので交換することにした。
|
|
- 100円ショップの壁掛けミラーをガラス切りで切断する。
|
|
- ガラス切りの扱いになれていないので端が欠けてしまった。視野には全く影響がないのでこのまま両面テープで貼りつけた。
|
|
|
|
- ほとんどオモカメレベルの造りで部品は非常に少ない。
|
|
- Made in Czechoslovakia. FOKAとある。
- なお裏蓋はこのロックをはずして底板を引かないと開かない。
|
|
- ピングラで見てみるとピントは3-4mに固定されているようである。F16で撮るべきだろう。
|
|
- ピンホールカメラで撮ってみたフォカフレックス。
- 露出時間約一時間でもアンダーだった。
|