ETA Etareta(エタレッタ):のレストア |
なんとなくebayで落札。$9.98 |
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非常に小さなカメラである。ボディはがっちりとしたアルミダイカストでできている。 | |
Etaretaの文字がおしゃれ。Made in Czechoslovakiaの文字が誇らしげである。 | |
トップカバーの開放の手順は国産コンパクトとは全然違うので注意が必要である。矢印のネジを二本はずせばいいのであるが。。。 国産コンパクトは巻き戻しノブを逆回転するとノブがはずれる構造のものが多いがこれは違う。一体式なのである。力技に出ると確実に破壊してしまうよ。 |
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まずは巻き上げノブをはずす方が良い。矢印のネジをはずすとノブは簡単に抜ける。その下に見えるネジをはずす。 このノブの軸には小さなベアリングとスプリングが入っている。なんのためにあるのかはよくわからないが普通にノブを抜くと確実にベアリングが飛ぶので注意すること。 |
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今度は巻き上げノブを持ち上げる。そうすると下のネジがはずせるのである。トップカバーを持ち上げてよく見るとノブのくびれの部分にピンがかかっているのがわかる。これを手前に引いてはずすとノブは上に抜けるのである。 | |
こういう構造。ノブを逆回しではずそうとすると確実に破損してパーになってしまう。 | |
カウンタの造りはごくごくシンプル。これで巻き止めがきちんとできる。 | |
フイルムがスプロケットにはまらないとギアは動かない。 ファインダ周りを撮り忘れてしまったがほんとんど素通しである。 |
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というカメラなのであるが、これがなかなか写るのでたまげる。 これは開放1/50secでの作例(Kodak MAX beauty 400. Nikon Super Coolscan 8000ED)。クリックすると巨大な画像になる。 |
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恐るべし、Etar III。 | |
これがエタレッタのコピーとして有名?なモンテ35。国産カメラである。福岡の610さまが発掘、仙台の亜哉さまの所に嫁いでいたものがこのたび高知に嫁入りした。610さま、亜哉さま、ありがとうございます。 | |
モンテ35のほうがやや厚みがあ。ボディシャッターになっていたり、アクセサリーシューが付いていたりして完全なコピーではない。 | |
シャッターを開けてみた。シンプルなのだがきちんと働いてくれる。拡大図はココ。 |