フジカ:DL-100 DATEのレストア

宮本@BINさまからいただいたカメラ。どうもありがとうございました。で、このカメラの描写はただものではない。

2002年8月24日

 

一応シャッターは切れたので実戦に引っ張り出したら光線漏れにやられてしまった。

この写真は掃除後であるが、レンズの前にある保護ガラスの内部にホコリがたくさんあった。

保護ガラスをはずすのは簡単である。まず、鏡胴を取り囲むゴムをはずす。あとは矢印のネジを1本はずすだけである。
この状態できれいに掃除した。

フジカ独自のフィルムローディング機構。たしか今のティアラもこんなんだったなぁ。

普通の状態では裏蓋は途中までしか開かない。矢印の方向に引っかかりをうごかしてあげるだけで開く。ボロボロのモルトを張り替えたが、フィルム確認窓をパーマセルテープでふさぐだけでもOKだったかもしれない。

圧板ブロックはこれまたネジ1本で固定されていた。
ここが気になる。フィルムを送る部分は普通のカメラはギアを使っているのであるが、DL100は表側に突起のついたプラスチックベルトなのである。ここが経年変化で断裂しような予感がある。