ハッセルブラッド: Cディスタゴン60mm F3.5のレストア

ジャカルタのカメラ店でみつけたディスタゴン。日本円で4万円ちょっと。サムスル氏がはるばる日本に持ち帰ってくれたのであるが、残念ながらスローガバナの油切れで低速全滅であった。

2005年4月28日

 

  • Cディスタゴン60mm F3.5。日本では高価なレンズであるらしいのだがジャカルタだとリーズナブルな価格であった。
  • 残念ながらスローはダメ。
  • 飾りリングを取り外すために道具を作った。といっても円形に切り取ったゴム板を適当な大きさのフードにゴム系接着剤で貼り付けたもの。
  • 飾りリングをはずした後。
  • 前群。ずっしりと重い。
  • レンズ自体は非常にきれいであった。取り外しの際にはキズをつけないように細心の注意が必要である。
  • 前群をはずすとこうなる。このマイナスネジ3本をはずす。
  • 絞り・シャッタースピードリングがはずれる。
  • ここにボールベアリングがあるので紛失しないように注意。
  • 前群を取り付けてあったシャッターユニットのカバーをはずすためには8本のネジをはずす必要がある。かなり細い隙間なのでけっこう面倒。
  • ネジは3種類ある。そのうち2本には板バネが取り付けられている。大雑把でいいからどのネジがどこに付いていたかメモしておくこと。
  • シャッターユニットのカバー。はずすのはちょっとトリッキー。
  • ここに前群が取り付けられている。
  • ちなみにこのカニ目をはずす必要はない。
  • やっとシャッターが見えてくる。
  • シンクロコンパーである。ガバナははずして洗浄した後注油する方がよい。
  • 後ろからシャッターユニット自体がはずせるようである。
  • シャッターの拡大図