キャノン:キャノン7の分解・掃除

 

たかさき もとひろ:2001年3月20日

 

キャノン7です。

ファインダーの汚れがありますので、掃除をかねて軍艦部を開けてみます。

ストロボの接点をはずします。

この周りの金具は手で引っ張ればとれます。

 

半田付けはされていません。接点で接触しています。

直接軍艦を固定しているネジはこの一本です。軍艦の後ろ側にあるネジをはずすとやっかいなことになります。

シャッターダイアルをはずします。

短いネジが2本、長いネジが1本です。

どの位置が長いネジだったか記録しておいてください。

ギアでISO感度のダイアルとメーターが連動します。だいたいの位置を記録しておきます。

軍幹部の構造。

大変複雑で困ってしまします。

そこそこ掃除して撤退します。

セレンのレンズをはずして掃除します。

単にカシメで固定されているだけです。

   
   
   
   
キャノンカメラミュージアム によると
  • 型式 35mmフォーカルプレーンシャッター式距離計連動カメラ
  • 画面サイズ 24×36mm
  • 標準レンズ キヤノン50mm F0.95他
  • マウント ねじ式および50mm F0.95レンズ用/ミラーボックス2用の内3爪バヨネット式
  • シャッター 2軸式の金属幕横走行フォーカルプレーン1/1000、1/500、1/250、1/125、1/60、1/30、1/15、1/8、1/4、1/2、1秒、B、T、X(1軸不回転ダイアル式)、セルフタイマー内蔵、シャッタ-ボタンのロック機構付き
  • フラッシュシンクロ FP、X接点(自動切り換え式、X接点の同調秒時は1/60秒、ターミナルソケットはボディ側面の直結バヨネット式)
  • ファインダー 二重像合致式連動距離計と倍率0.8倍固定式35mmレンズ用、50mmレンズ用、85mm/100mmレンズ用、135mmレンズ用にと視野枠を手動式で4段階に変えられる採光ブライトフレーム付きパララックス自動補正式ユニバーサル・マークファインダーによる一眼式、有効基線長は47.2mm *内蔵露出計の位置関係からアクセサリーシューを省略
  • 内蔵露出計 シャッターダイアルの回転に連動する高低2段切り替え、追針絞り値読み取りのセレン光電池式露出計内蔵、測光連動範囲は、ISO 100の条件でEV12〜19、EV6〜13
  • フィルム装填・給送 裏蓋開閉スプール差し込み式、巻き上げ角140度、予備角約20度による上部回転レバー式(小刻み巻き上げ可能)
  • フィルムカウンター 裏蓋開閉スプール差し込み式、巻き上げ角130度、上部回転レバーによる1作動式(小刻み巻き上げ可能)、裏蓋の不用意開放を防ぐ安全ロック機構付き
  • フィルムカウンター 裏蓋開放に連動して自動復帰する順算式0〜40目盛り、給送・巻き上げ確認機構付き
  • フィルム巻き戻し 回転クランク式(ARリングをR位置にて巻き戻す)
  • 大きさと質量 140×81×31mm、865g(50mm F0.95付き)

ということだそうです。