コニカ:C35Flashmaticのレストア

「ジャーニーコニカ」のフラッシュマチックバージョン。

  • 2001年4月21日
  • 2007年3月30日追加
  • ジャンクのC35Flashmaticをいただいた。
  • 修理不能で返却されたもののようである。
  • シンプルなカメラなのでどんどんと分解する。
  • かなりの液漏れがあった模様。
  • 前からもどんどん分解。
  • 配線をはずす必要があるのでハンダゴテを準備しよう。
  • C35系はレンズボードと平面シャッターの二層構造になっているためメンテナンスはやり易い。
  • Flashmaticはバルブのピンの噛み合わせが他のC35と異なる。きちんどバルブになることを確認して組み立てよう。
  • 電池ボックス周囲は液漏れのため重症。
  • 配線は腐食して断線している。
  • このリード線は内部まで腐食しているため再利用はできない。
  • 全部の配線をやり直す必要があることが判明したのでファインダーを降ろす。
  • ファインダー下部のカムの清掃・注油も同時に行なっておく。
  • シャッターには腐食はない。
  • 掃除してフライホールの軸を中心に少量の注油を行なう。
  • メータ・抵抗・Cdsが直列に配線されている。電源スイッチはない。
  • 腐食がはげしかったのでほぼ完全に分解を行なった。
  • 配線は極細のラッピングワイヤー(単線)を使った。
  • なんでもいいのだが、使えなくなったマウスのケーブル内にもよい線材が使われている。
  • このラッピングワイヤーは細いので配線は楽である。
  • 結線を終了して電池を入れたらメータは常に振り切れた状態。
  • Cdsをはずしてテスタで調べると光量にかかわらず0Ω。
  • Cdsは秋葉原で一本30円で買った代用品に入れ替えることに。
  • Cds交換終了。
  • よみがえったC35 Flashmatic。
  • もし私がプロの修理屋だったら。。。やっぱり「修理不能」で返却したかもしれない(笑)
 
  • ちなみに電池はLR44で十分。ダイソーでは2個で105円もするが、これは10個で200円(税込み)である。
  • ちなみに秋葉原を徘徊中に見つけた。

 

以下は旧記事

  • ジャンクのC35Flashmaticです。
  • 不良個所はメータ不動です。
  • 以前にレストアしたC35とほとんどいっしょです。
  • メータ不動の原因は小さなピスが脱落してメータ内にはまりこんでいただけでした。
  • これで修理完了。所要時間数分。
  • 距離計もC35と基本的に同一。