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- リコーオートハーフSE。ジャンクセットの片隅に入っていた。シャッター不動。
- レンズ:リコー 25mm F2.8、シャッター:セイコーシャ 1/30,1/125
- リコーのライブラリにも出ている。
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- オートとマニュアルの切り替えが可能。
- マニュアルではシャッタースピードは1/30secに固定されるのでストロボ専用のよう。
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- フロントカバーをはずす。黄色の矢印の部分をはずせばとれる。
- JFC会の宮本@BIN様、ハーフ番長@鈴木様、荒井@HIROA様、 奥井@hotty様にいろいろとノウハウを教えていただきました。ありがとうございます。
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- シャッターの固着があるので分解が必要。
- まず前玉をはずす。バルブがないのではずした位置をメモしておくほうが良いかもしれない。
- この写真では絞りのカバーをとっているが、その必要はない。
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- シャッターレリーズ部をはずす。これは二枚の鉄板が小さな二つのバネで連動する仕掛けになっている(セルフのため)。バラすとバネの取り付けが面倒なのでできるだけブロックではずすこと。
- 中玉もはずしてみたが、その必要はない。後玉は絞りユニットの裏側についている。
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- 絞りユニットをはずす。ネジ3本ではずれる。セイコーシャの二速シャッター。
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- シャッターユニットを取り外す。裏側のモルトが劣化しているので取り替えた。
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- シャッターユニット。セイコー製。
- 1/30, 1/125secの2速。矢印がシャッタースピードの切り替え部。フリーの状態ではスロガバナーが動いて1/30secになる。
- ネジ3本で開くのだが、バラバラになって収拾がつかなくなるおそれがあるので、全体をベンジンにつけ込んで洗浄し、必要箇所に注油するにとどめた。
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- なお、シャッターはチャージを必要としないいわゆるエバーレデシャッター。
- このタイプは羽根の粘りに弱い。
- 下部のギアにも注油をおこなう。
- 劣化したモルトも剥がして貼りなおしておこう。
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- 通常のメンテのためにはシャッターユニット、絞りユニットはこの形ではずすだけでOK。
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- セレンが死亡しているのでオートはダメ。
- マニュアルが使えるのだが1/30secでは厳しいので、1/125secに固定した。
- 矢印のようにプラ板をはめ込む。
- メータ自体は生きているのでセレンが入手できれば復活可能。
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