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- 先日、さるお方から大量のカメラをいただいた。
- その中にオートハーフEFが入っていたので早速整備を行なうことにした。
- シャッターは動いているがAEは不動。ストロボのディフューザーは割れていてセロハンテープで固定されてる。
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- フロントカバー開放のためには、前面の皮をはがす必要がある。
- ちなみに、ストロボは一体化されていてオリンパスXAのように取り外すことは出来ない。
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- 側面はここと三脚穴の奥にあるネジをはずす。
- あとは普通に見えているネジを数本はずすとOK。
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- ストロボのレディライト(ネオン管)までの配線は接着されているのではがしておく。
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- ストロボ内蔵機なので、通電した後は感電に注意。
- レンズは形のごとく取り外してクリーニングしておく。
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- 蛍光灯にセレンを密着させると少しだけメータが振れる。
- この抵抗をはずす(ショートさせる)と大体OKになった。
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- オートコードの自動露出の仕掛け。
- 赤いプラ板がこの位置にある時は、ファインダーの真ん中に赤の露出警告マークが出る。鏡を使って光学的にやっていることがすごい。
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- ストロボの基盤をはずして、割れたディフューザーの破片を探す。
- エポキシ系の接着剤で破片をくっつけて終了。
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- 通電してみると、きちんとレディライトも点灯するし、発光にも問題はない。
- ただし、常にフル発光する仕様だからまぶしい(笑)
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- 案外いけてる、リコー1:2.8 f=25mm。
- 最終機までこのレンズは変わらなかった。
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- うほほ。
- オートハーフEFは普通のコンパクトカメラより大きい、電池入れると重い。
- はたしてハーフである意義はあるのだろうかと考えてしまう。
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- オートハーフはもともと好きなカメラだったんだけど、先日NHK-BS2で、しまおまほさんが子供のときに写真家のご両親からプレゼントされたオートハーフで写真を撮ってるのを見た。Welcome
to Usimaoda
- いいリズムで撮れるんだって。ますます気に入ってしまった。
- で、お父さんは島尾伸三さん。『まほちゃん』はすばらしい写真集です。
- まほさん、オートハーフだったらいつでも修理しますよ(笑)
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