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- このヒドイカビを見よ!
- こんな物件に1000円の値札を付ける馬○と、それを買ってくる馬○がいることに乾杯!
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- 前玉の裏側にひどいカビが見える。
- 普通なら銘板をゴムで回してはずすのだが、このレンズはビクともしなかった。
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- そこで鏡胴を見てみると、2本のイモネジを発見。
- これをはずして、フィルタ枠を回すとごそっと抜けてきた。
- 実は、この構造。昨年ノリタ66用の望遠レンズを分解したときに一度経験していた。
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- フィルタ枠と銘板は一体であることに注意。
- 前群は手で回すだけではずれる。
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- 前群の一枚目を固定しているリングは軽く接着されているので、ベンジンを少し流してから回す。
- もちろん力技は厳禁である。
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- 一枚目。
- こういう綿状のカビは激しくてもきれいに取れることが多い。
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- カビ取りはオキシドールに限る。
- アルカリ性のカビキラーなどは厳禁。
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- これは前群の一番後ろ。
- オキシドールを含ませた綿棒でさっとなでるだけできれいにカビは取れる。
- もう一度、アルカリ性のカビキラー厳禁。
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- 仕上げはアルコールとエチルエーテルを1:1に混合したものを使う。
- 「シルボン紙」というホコリの出ない紙を割り箸に巻いて渦状に拭き取っていく。
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- 拭きムラを作らないのはかなり難しい。
- 前群はまずまずOK。
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- 後群は分解しないで拭いたので、多少の拭きムラが残ってしまった。
- 写りにはあまり関係しないので良しとする。
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- 非常に質感の良いレンズである。
- コニカAcom-1につけていざ出陣。
- ARレンズを面白がってデジ用に改造しているあなた。ぼくは大変悲しい思いをしている。ちゃんとコニカのボディで使ってあげようじゃないですか。
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